2021.7.16

話し声の防音には音に関する知識を踏まえた対策が効果的!

早朝や夜間などの周囲が静かな時間帯には、さまざまな音が耳に入ってきます。
また、最近増えたテレワークなどで、日中、家での仕事中に近隣の話し声が聞こえてきて、仕事に集中できないといった悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。

 

近隣住民の話し声にイライラした経験がある方は、その逆にも注意が必要。
自宅で発する物音が隣人に聞こえている可能性もあるため、最悪の場合、騒音トラブルになる可能性も。

 

そんな話し声による騒音トラブルの回避には、防音対策が有効です。
音の基礎知識や家庭でも可能な防音方法をまとめてみましたので、騒音トラブルを防ぎたい方はぜひご一読ください。

 

 

目次

 

 

音にまつわる数値

 

音を表す単位はdB(デシベル)と言い、聴力に問題の無い人が聞こえる範囲で、最も小さな音が0dBです。
さらに、0dBを基準として10倍の音が10dB、100倍になると20 dBと表されます。

 

例を挙げると、50 dBの音量が出るマシンを100台同時に運転した場合、70dB聞こえることになります。

 

 

防音をするうえで重要な知識

 

上で紹介をしたような、防音を行う際に必要となる専門的な知識はほかにもあります。

特に騒音を抑える方法として吸音と遮音の違いを理解しておくことは重要といえるでしょう。

防音に必要な知識をより蓄えたい方は下記の記事にも目を通すことをおすすめします。

 

吸音と遮音の違いとは

 

 

声の大きさ

 

人の話し声は何dBくらいかご存知ですか?
一般的に、ささやくような声は30dBほどで、深夜帯の郊外と同じくらいの音量だと考えられています。

 

また、普通の会話は60dB相当で、静かな乗用車や水洗トイレの排水音と同等です。

 

ささやく声の30dB と普通会話の60dBに生じる30dBの音量差は、基準値の1000倍となるため、ささやき声と普通の会話では相当な違いがあることになります。

 

さらに、大きな叫び声や歌声は90dB程度となっており、地下鉄の構内で聞こえる騒音ほどの大きさです。

音に対する知識がないと、普通に会話をしているだけなのに、知らず知らずのうちに隣人に不快感を与えている可能性もあるのです。

 

 

声の大きさの目安

 

人が日常生活で静かであると感じる音の大きさは45dB以下で、不快に思わない音量の目安は40~60dBだと言われています。
60dB以上ではうるさいと感じてしまうため、普通の会話レベルの話し声でも、近くで延々と聞こえているとイライラすることがあるでしょう。

 

建物には壁があり相手と一定の距離が保たれているため、面と向かって話しているほどの音を感じることは少ないと考えられます。
しかし、周囲が静かな時間に会話するときには、きちんと近隣家庭へ配慮することも大切です。

 

 

声の高さ

 

注意が必要なポイントのひとつに、声の高さがあります。

 

音の高さは周波数で表され、単位はHz(ヘルツ)です。
人間の可聴周波数は20~20000Hzで、低いほど聞き取りにくくなります。
人の声を周波数で考えると通常100~1000Hzで、男性の話し声は500Hz、女性であれば1000Hzくらいの高さです。

 

 

イライラする音とは

 

人がイライラを感じるには、音の大きさと高さが関係しています。

 

人間の耳は20000Hzまで聞く力を持っていますが、1000~5000 Hzの周波数を持つ音を不快だと感じるようです。
特に約4000 Hzになるとよく聞き取れるようになり、強調され続けると耳障りでイライラすることが多くなります。

 

耳が敏感に反応するレベルの周波数に当てはまるのは、蝉や鈴虫の鳴き声、電話・電子レンジを含む家電製品の電子音などです。

 

さらに、自室以外から70dB以上の音が聞こえると、うるさくて我慢できないと思う人が増えるとされ、掃除機の使用やピアノ演奏時の音量が該当します。

 

 

お家でできる防音対策

 

多くの人が静かに過ごしたいと考える時間帯に、他人の会話や物音が聞こえイライラすることが多いのであれば、自ら対策を練ってみましょう。

 

外部へ音が伝わりやすいドアや窓、壁、床などの箇所を、以下のような方法で重点的に防音できます。

 

  • ・壁から少し離して家具を配置する
  • ・音を通しづらいように作られたカーテンを利用する
  • ・室内に防音用のシートやマットを設置する
  • ・扉のすき間をテープで埋める

 

新築を立てる、自宅のリフォームをするといった予定がある場合は、窓ガラスを防音仕様にしたり二重サッシを取り入れたりして対策することも有効でしょう。

 

また、気密性に優れた断熱材を使用する、壁に防音ボードを取り付ける、外部の音をシャットアウトできる防音ブースを取り入れるという方法もあります。

 

 

防音効果のある素材の種類を知りたい方は

 

お家の防音を行う際に、今回紹介した方法以外にも素材を用いた防音方法があります。

防音の目的によって有効な防音方法が変わるため、それぞれの目的に対して防音効果の高い素材を用いることが重要といえます。

 

下記の記事では、防音効果のある素材を使用シーンごとに解説しています。

興味のある方は参考になさってください。

使用シーンに合わせた防音効果のある素材を紹介

 

 

オフィスでの話し声を対策するには

 

「話し声」で集中できない環境はお家だけでなく、オフィスでも起こりうるでしょう。

オフィスの騒音を改善したいとお考えの方に向けて、下記記事にオフィスで簡単に行える防音方法をまとめました。

 

興味のある方は是非参考になさってください。

 

簡単にオフィスを防音する方法

 

 

音の大きさを知り、お家の適切な防音対策をしましょう

 

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、騒音にまつわる詳細と話し声の防音対策がご理解いただけたと思います。

 

他人の話し声にイライラしている人は、音に関する正しい知識を身に付けた上で適切な対策を行ってくださいね。

 

防音対策をご検討の方は、岐阜プラスチックのテクセルセイントへぜひお気軽にご相談ください!

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TECCELL事業部営業部(代表)