高品質・高性能な「テクセル床工法」の開発・販売
岐阜プラスチック工業株式会社は、軽量・高剛性素材のハニカムサンドイッチパネルTECCELL(テクセル)を用いた高品質・高性能な屋内スポーツ施設の床などに採用できる「テクセル床工法」を株式会社 新井組(兵庫県西宮市)と共同で開発し、販売を7月から開始いたします。
TECCELLは、ハニカムコア構造(六角形セルの集合体)を採用した中空樹脂板で、同じ曲げ強度の他の板状素材と比べ圧倒的に軽量であることが特徴です。
そのため、テクセル床工法は、屋内のスポーツ床に従来採用されてきた二重床工法と比較して、 構成部材点数と、その施工工数が大きく削減され、床仕上げ工事における「資源の削減」、「労務の省力化」、「工期・コストの削減」が実現可能となります。
また、テクセル床工法は、従来の二重床工法に見られる階下への重量床衝撃音の増幅伝達である 太鼓現象が生じず、床使用時の階下への音環境の改善が得られます。
今後は、テクセル床工法をスポーツ施設のみならず医療・福祉・教育の施設でリハビリ・介護・運動などが安全に行える床や公民館等の多目的施設でも快適に使える床として幅広く商品開発と営業販売を行って行く方針で、今春4月20日に普及促進を目的とした「テクセル床工法協会」を共同開発した両社で設立いたしました。