2025.12.12

防音対策の一つである防音パネルの効果とは

「隣の部屋の話し声が気になる…」「テレワーク中に集中できない…」「楽器の練習で反響音が気になる…」あなたは、自宅や職場の音環境に悩んでいませんか? 手軽に導入できる防音対策として注目されているのが「防音パネル」です。しかし、「本当に効果があるの?」「どんな部屋にも使えるの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、防音パネルが持つ具体的な効果、その種類と選び方、そして設置にかかる費用の目安までを詳しく解説します。あなたの部屋の騒音問題や反響音の悩みを解決し、快適な音環境を実現するためのヒントがきっと見つかるはずです。

 

 

目次

 

 

防音パネルとは

 

防音パネルの主な働きは、「遮音(音を跳ね返す・通さない)」と「吸音(音を吸収する・反響音を抑える)」の2つです。

 

遮音: 音の出入りを物理的に妨げることで、主に音漏れ対策に効果を発揮します。

吸音: 音を素材内部に取り込み、反射を抑えることで、部屋の中で音が響きすぎるのを防ぎ、反響音を軽減します。 どちらか一方の働きに特化しているものもあれば、両方の機能を兼ね備えたものもあります。ご自身の目的(音漏れ対策か、部屋の音響改善かなど)に合わせて選択することが重要です。

防音パネルは、工場や建設現場などの屋外向けと、オフィスや個人宅の部屋などで使う屋内向けがあります。特に、個人宅向けの製品は種類が豊富で、壁に立てかけるだけ、デスクに置くだけ、壁に貼り付けるだけなど、専門知識がなくても手軽に設置できるものが増えています。 大がかりな工事が不要で、誰でも簡単に部屋の騒音対策や音響改善を始められる点が、防音パネルの大きな魅力といえるでしょう。

 

 

防音パネルにはどんな素材が使われる?

 

防音パネルに使用されている素材は、音の出入りを妨げる「遮音材」と、音を吸収し反響音を抑える「吸音材」に大きく分かれます。 吸音材には、音を効率よく吸収するために、小さな穴が無数に開いた多孔質材料などが用いられます。代表的な素材としては、グラスウールやロックウールなどがあります。これらは、ガラスや玄武岩などを溶かして繊維状に加工したもので、その繊維の隙間が音を吸収する役割を果たします。 最近では、ポリプロピレン素材のハニカムパネルのように、軽量ながら高い吸音性能を持つ素材も登場しています。 このように、防音パネルには様々な素材と構造があり、それぞれ得意な音域や防音効果が異なります。ご自身の部屋の状況や目的に合わせて、最適な素材を選ぶことが重要です。

 

 

当社の製品について

 

 ▶品番:T20-2800S

  色:アイボリー(非開孔面)/ホワイト(開孔面)

  ※コア層に家電リサイクル材配合

  重 量:5.6kg

  サイズ:1,000mm×2,000mm

  厚 み:18mm

 

 

防音パネルの効果はどれくらい?

 

防音パネルの具体的な効果は、製品の種類や設置方法、そして対象となる音の種類によって大きく異なります。しかし、近年の技術進歩により、個人宅向けでも満足できる防音効果を期待できる製品が増えています。 例えば、ネットショップなどで手に入る個人宅向けの吸音パネルや簡易的な遮音パネルであれば、10~20デシベル程度の音を軽減し、隣室からの話し声が気にならなくなる程度の効果が期待できます。これは、主に空気音(話し声、テレビの音など)に対する効果であり、部屋の反響音を抑えることで、よりクリアで聞き取りやすい音環境を作る効果も期待できます。

 

当社のREMUTEシリーズは、工場の騒音対策にも使用される高性能ハニカム防音パネル「テクセルSAINT」を応用した製品です。一般的な吸音材が高音域の吸音を得意とするのに対し、テクセルSAINTは人の声などが含まれる中音域から高音域の吸音に優れている点が特徴です。これにより、部屋の反響音を効率的に抑え、クリアな音環境を実現します。 デスクの上に設置する「REMUTEデスクブース」「卓上吸音ボックス」から、手軽に集中できる個室空間を作る「REMUTE吸音ブース」「GAMEBOXシリーズ」まで、あなたの部屋や用途に合わせた様々な製品があります。

 

 

防音パネルの設置にかかる費用は?

 

防音パネルの設置にかかる費用は製品で大きく異なります。

さまざまな選択肢があるため、事前に確認してから設置することが重要です。

安価なものであれば、30cm×30cm程度のサイズで1,000~2,000円程度/枚で購入できます。

 

実際にかかる費用は「単価×設置枚数」になりますが、このようなものであれば高額にならないケースが多いでしょう。

ただし、防音パネルに期待できる効果は、金額に比例する傾向があります。

安価すぎるものは、期待したほどの効果を実感できないかもしれません。

ちなみに、自宅に防音室を設置する場合、50万円程度の費用がかかります。

静かな環境を実現できる点は魅力ですが、高額なため簡単には設置できません。

 

先ほど紹介したREMUTE吸音ブースの販売価格は231,000円~、REMUTE卓上吸音ボックスの販売価格は55,000円、REMUTEデスクブースの販売価格は38,500円です。

GAMEBOXシリーズでは、吸音ブースが264,000円~、卓上型が92,400円からとなっております。

REMUTE・GAMEBOXシリーズであれば、費用を抑えつつ本格的な防音対策を施せる可能性があります。

 

REMUTEシリーズ

https://teccell.co.jp/remute/

 

GAMEBOXシリーズ

https://teccell.co.jp/gamebox-lp/

 

 

そもそも防音の仕組みとは

 

防音と聞いて、言葉は何となく理解できるけど具体的な仕組みは知らない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった方必見。こちらの記事では、防音における専門的な知識をご紹介しています。

近所付き合いの中でも、防音対策は必要不可欠のためこうした知識を生かして対策していきましょう。

 

防音の仕組みとは?種類ごとに概要と特徴をチェック

 

 

騒音が気になるときは防音パネルで対策

 

いかがでしたでしょうか?この記事では、防音パネルが持つ具体的な効果や、その種類、そしてあなたの部屋に合った選び方について解説しました。 防音パネルは、手軽に導入できるものから、本格的な防音効果を発揮するものまで多岐にわたります。隣室からの音漏れ対策だけでなく、ご自身の部屋の反響音を抑え、より快適な音響空間を作り出すことも可能です。 リモートワーク中の集中力アップ、楽器演奏時の音漏れ軽減、ホームシアターでのクリアな音響体験など、あなたの部屋の騒音や音響に関する悩みを解決する強力な味方となるでしょう。ぜひ、ご自身の目的と環境に合った防音パネルを見つけて、快適な音環境を実現してください。

 

岐阜プラスチック工業では、工場やオフィスでの騒音対策をお考えの方のニーズに合わせた最適なご提案をしております。
5,000例以上の騒音対策実績をもとに、現地調査~防音デモ~設計~確実な施工まで一貫して対応いたしますのでぜひご相談ください!

 

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