2021.12.28防音のしくみ・方法
完全防音と簡易防音の違いとは|施工方法や用途の違いをチェック
防音設備・グッズに関してインターネットで検索すると「完全防音」「簡易防音」などの文字が並んでいます。
そんな時、「完全防音ってどういうこと?」「どの程度が完全防音なの?」「簡易防音ってなに?」など、さまざまな疑問が湧いてきますね。
今回は、防音やその設備について詳しく知りたい方に向けて、完全防音と簡易防音の違いについてお伝えします。
日常生活やオフィスなどで防音設備を取り入れたい場合、防ぎたい音の大きさの程度や用途などには、多少の違いがありますよね。
防音の製品・住宅環境・工事内容により、その防音効果は異なるので、目的に合ったものを選ぶのが重要です。
用途に合った防音設備を購入・検討したい人は、ぜひチェックしてください。
完全防音とは
完全防音とは、一切音が外に漏れない状態を指します。
しかし、発生する音をゼロにすることはできないため、一般的に使用される「完全防音」の言葉は、「人の耳には聞こえないくらいまで音量を落とす」という意味にあたります。
簡易防音とは
簡易防音とは、専門の業者に依頼せずとも自分で設置・組み立てが可能な防音設備を指します。
近年、テレワーク需要が増加し、自宅で仕事をする機会が増えています。
その影響もあり、自分で設置や組み立てができる、防音設備がさまざまなところで手に入るようになりました。
「簡易防音」は、そのようにすぐに取り入れができる防音設備のことをいいます。
たとえば、吸音パネルやパーティションなどが代表的な簡易防音グッズです。
あくまで簡易なので、完全に音を遮断することはできません。
しかし、仕事に集中できる空間づくりや近所迷惑を軽減するなどを目的とした場合には、手軽な簡易防音は非常に役立ちます。
完全防音と簡易防音の違いやその用途とは
完全防音と簡易防音の違いは、一言でいえば音を完全に遮断するか否かという点です。
また、完全防音と簡易防音を大きく分けると、施工方法と用途に違いがあります。
完全防音について
- 施工方法:専門の業者に依頼し、設計・工事
- 用途:ライブハウス、レコーディングスタジオ、住居内につくる演奏スペースなど
簡易防音について
- 施工方法:自分で設置・組み立て、業者による組み立て
- 用途:住居内のリモートワーク、レコーディング、カラオケスペースなど
完全防音は大掛かりな工事が必要なのに対し、簡易防音は自分でも設置が可能な、文字通り簡易的な対策なのです。
完全防音・簡易防音を使い分けましょう
完全防音の空間をつくるのには、やはりプロの業者に依頼して、大規模な工事の必要性があります。
そのため、許容できる範囲内の音漏れの場合には、簡易防音を選択するケースが多いといえるでしょう。
防音したい部屋の環境、その目的に合った防音設備を選択し、完全防音と簡易防音を使い分けるのがおすすめです。
防音設備を上手に取り入れ、過ごしやすい空間をつくりましょう
今回は、完全防音と簡易防音の違いについて紹介してきました。
防音設備を選ぶ時の参考やきっかけとなりましたでしょうか?
防音設備は、どの程度の防音したいのかを考え、目的に合ったものを選択するのが大切です。
用途や希望に合った防音設備を取り入れ、さらに過ごしやすいオフィスや居住空間をつくっていきましょう。
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