騒音対策の流れ

騒音の周波数は広域です。特定の周波数だけ低減しても大きな効果、体感は得られません。騒音対策には、まず周波数分析が重要です。騒音源がどのような場所にあるか、どういった種類の音なのか、現場の環境やレイアウトなど、現地調査・現状を把握させて頂きます。

※写真はご採用いただいたお客様の対策前の騒音源の一例です。騒音源の大きさや形、場所、音の種類などさまざまです。

どの周波数帯からどれほどの騒音値が発生しているかを知る事が騒音対策の第一歩となります。人が敏感に感じる音域は約500Hz～4,000Hzと言われます。この周波数帯全体をいかに騒音低減するのかがポイントとなります。弊社は騒音測定にリオン社製の普通騒音計NL-42を使用しており、20Hz～8000Hzの周波数帯で発生している騒音値を各周波数毎に測定し記録することが出来ます。