2021.9.2コラム
音の表現方法にまつわる用語6選|音圧や周波数など
音圧など、音の表現方法に関する6つの用語について解説していきます。 騒音対策を考える企業様や、「聞いたことはあるけどよくわからない」という方も、ぜひ参考にしてください。
音圧
空気の重さで生まれる大気圧から加えられる圧力の変化が、音圧です。 音圧は音の大きさを表しており、単位はdB(デシベル)が使用されます。
周波数
1秒間に繰り返される波の数を示すのが周波数で、単位はHz(ヘルツ)です。 周波数は音の高さに関係しており、波が少なければ低音に、多ければ高音に聞こえます。
吸音率
吸音率とは、物に音が入射した時に反射・透過をせず吸収されたエネルギーの比率です。 音の反射や透過が多ければ多いほど、吸音率は低くなります。
透過損失
透過損失は、壁や床が音をどれほど遮るかを表すもので、単位として使用されるのはdBです。 遮音性能に優れた材質になるほど透過する音は少なくなり、透過損失は大きくなります。
質量則
壁の1平米あたりの質量が大きい、または周波数が高いほど透過損失が大きくなることを、質量則といいます。
遮音等級
建物の遮音性能がどのようなレベルか表すものが遮音等級です。 壁などの遮音性能を表す等級をT値、床の遮音性能を表す等級をL値と呼びます。
音の表現方法に関する用語を知っておこう
いかがでしたでしょうか? この記事を読んでいただくことで、音の表現方法に関する用語がご理解いただけたと思います。 この記事で得た知識を踏まえながら、騒音対策について考えてみましょう。