2021.9.1

粗破砕機の騒音対策|騒音による問題事例と対策のポイント

貴重な資源を再利用したり、環境問題を改善したりするために、世界中でリサイクルの大切さが叫ばれています。

効率の良いリサイクルには、次の工程に適したサイズにカットする破砕機が必要不可欠です。

中でも、大型の対象物を処理するのに適しているのが、粗破砕機。

しかし、粗破砕機自体も大型で、その分騒音も大きいことが難点です。

加えて、破砕された部材からも騒音が出ます。

これらの騒音は、工場内で作業しているスタッフの大きな負担となることも考えられるでしょう。

そこで今回は、粗破砕機の騒音問題や騒音対策のポイントを紹介します。

粗破砕機を使用していて、その騒音を改善したいと思っている企業の方は、ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

粗破砕機とは

 

粗破砕機とは、大量の対象物を粗く引き裂いたり破壊したりする大型機械のこと。

回転する刃で対象物を破砕することで、対象物の容量を減らすことができ、次の工程でさらに細かくするための前処理としても使用されます。

粗破砕機を使用する最大のメリットは、2次破砕機の負担を減らし全体的な破砕効率をアップさせることです。

対象物は、粗大ごみや廃プラスチック、建設廃棄物、木材、繊維など多岐にわたります。

刃に付いているフックの間隔を調整することで、対象物の破砕の大きさを調整することも可能です。

対象物の硬さや大きさによって処理特性の違う粗破砕機や、多様な対象物に対応できる粗破砕機などいろいろなモデルが登場していて、処理能力も毎時1トンほどのものから100トンを超えるものまであります。

粗破砕機を導入しているのは、主にリサイクル業や廃棄物処理業などです。

 

 

粗破砕機の騒音問題

 

続いて、粗破砕機の騒音についてです。

前述しましたが、粗破砕機は大型機械のため、騒音も大きいのが難点。

特に、金属片や木材などの硬い対象物を破砕する際には、機械の作動音だけではなく、破砕に伴う騒音も発生します。

また、工場内で使用すると、反響音も加わりさらに大きな騒音に感じられることも。

例えば、ある粗破砕機の工場内での騒音は90デシベルを超えていますが、これは間近で人の怒鳴り声や犬の鳴き声を聞いているレベルの音の大きさと同様です。

この騒音の近くでは、きわめてうるさく不快に感じられるだけではなく、スタッフ間の会話も難しいことが予想されます。

つまり、粗破砕機の騒音によりスタッフの作業効率が低下する可能性もあるのです。

作業環境を改善するためにも、粗破砕機の騒音対策は重要でしょう。

 

 

粗破砕機の騒音対策のポイント

 

粗破砕機の騒音対策のために、イヤーマフや耳栓などで騒音を防ぐ方法もありますが、これだとスタッフ間の連携が取りづらくなることや、警報音といった聞こえるべき音が聞こえない可能性も考えられます。

そこで、騒音の発生源である粗破砕機自体の騒音を改善するには、以下の対策がおすすめです。

粗破砕機の騒音対策のポイント

・粗破砕機全体を吸音素材のパネルで囲う

・扉を付け作業のしやすさを確保する

・工場内の壁に防音・吸音材のパネルを使用する

粗破砕機の全面を防音・吸音素材のパネルで囲い、ボックス型の防音部屋にします。

これなら、粗破砕機から発生する騒音が防音部屋の中で吸収されるので、工場内の騒音は大幅に軽減されるでしょう。

また、人が出入りできたり、作業できたりする大きさの扉を取り付けることで、作業時のみ防音部屋の扉を開けて粗破砕機に近づくことが可能なので、騒音を最小限に抑えられます。

他にも、防音・吸音素材のパネルを工場の壁に設置することは、工場内全体の反響騒音を軽減させるのに有効です。

粗破砕機だけでなく工場全体の騒音の軽減が期待できるので、近隣への騒音改善も期待できるでしょう。

 

 

粗破砕機の騒音対策は専門業者にお願いしよう!

 

今回は、粗破砕機について紹介してきました。

粗破砕機の騒音対策が必要か判断する材料となりましたでしょうか?

粗破砕機のような大型機械の騒音対策は、高所の作業などもあるため専門業者に任せることをおすすめします。

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    TECCELL事業部営業部(代表)